ボーイズラブ…かわいらしい少年が愛に目覚めてゆく姿
「BL」(ビーエル/ ボーイズラブ/ Boys Love) とは、女性読者向けの 「男性同性愛 (いわゆる 「ホモ」)」 を扱った作品ジャンルのうち、少年 (低年齢の男性) 同士、もしくは主に 「受け」 キャラがそうした年齢層の時にもっぱら使われる言葉です。 本来の意味、狭義では 「少年愛」 の和製英語となり、「10代の美少年」 を対象とした同性愛を指し示す言葉となっています。
JUNE より概念が発生した少年同性愛…いまや 「やおい」 の代名詞
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| ボーイズラブイメージ |
こうしたカテゴリの細かい区分け、あるいは概念の住み分けは、「やおい」 や 「薔薇」、あるいは 「ホモ」「ゲイ」、もしくは 「ショタ」 などと共にいくつもありますが、「ボーイズラブ」 という語感が他の言葉 (「やおい」 や 「ホモ」) より口にしやすいかっこよさがあり、また少年愛といった概念、登場キャラの年齢層の低下傾向などもあり、2000年頃には、実質的に 「やおい」 とほぼ同じような意味で使っている人が多いような感じになっています。
後に 「腐女子」 が 「乙女系」 となり、その聖地が 「乙女ロード」 と呼ばれるようになっていますが、古めかしい言葉から、新しい言葉、語感と耳障りの良い言葉への言い換えが、近年進んでいるような感じがありますが、これは旧来の言葉に馴染めない若い女性ファンの側からの動きの他に、出版社やゲーム業界など、企業側からの積極的な働きかけもありました。
BLゲーム (BLG) も大人気に
元々少女漫画や小説、ライトノベルなどで盛んだった 「やおい」 作品や 「ジュネ」、「BL」 でしたが、後にゲームの登場により、こちらのカテゴリからの影響も大きくなっていきました。 いわゆる 「美少女ゲーム」 のような恋愛をメインテーマとしたゲームに関しては、長らく男性向けの独壇場のような感じでしたが、1994年9月23日にスーパーファミコン (スーファミ) 用ソフトとして、ネオロマンシリーズ 「アンジェリーク」(コーエー) が発売されると、俄然注目を集めることに。
後に男性向け美少女ゲームの老舗、アリスソフトが女性向けBLゲームブランド、「Alice Blue」 を立ち上げ、健全 (非18禁) ゲーム、「隠れ月」 を発表。 その後、2001年6月22日に同じく健全系の 「おうじさまレベルワン」(RPG) を発表し、こちらは追加ディスクで 「18禁」 のイベントが追加されるという、この種のゲームの先駆けともいえる内容となっています。
ただしBL系ゲームは販売的にはどこも苦戦状態で (Alice Blue さんも、ついに開発中止に…)、やはりマンガや小説で、自分の世界観を膨らませながら楽しむのが 「乙女流」 という感じなんでしょうか。




