同人用語の基礎知識

レイティング

トップ 同人用語 項目一覧 レイティング

作品類の内容を吟味し等級をつける 「レイティング」

 「レイティング」(レーティング) とは英語の 「Rating」、日本語では格付け、等級付けといったような意味の言葉です。

 映画やビデオ、創作物の世界で使う場合には、作品に含まれる表現内容 (性的表現、暴力表現、反社会的表現 (犯罪、薬物使用、虐待、非合法ギャンブルなど)、および不快残酷表現 (グロテスク、ホラー、排泄、自殺など) について、青少年の心身・道徳観などに対する悪影響などを考え、鑑賞する側の適正な 「対象年齢」 を定め、作品ごとに視聴者を区分、規制することを指します。

 もっとも分かりやすいのは性的表現、「アダルト」 表現や エロ 表現に対する 18禁 規制でしょうか。 それぞれの業界団体ごとに 自主規制 の基準、倫理規定を設け、これを運用するための団体を別途設立して、作品ごとに指定します。

アメリカの映画産業などから 「レイティング」 の流れが

 元々はアメリカの映画産業が行うようになったもので、その後日本でもアメリカ統治時代にGHQ主導で実施。 表現の自由 に触れないよう、国などの法律による規制ではなく、関係団体が自主的に規制するための指針となっています。

 なおこれとは別に、各都道府県が定めている 青少年健全育成条例 中の 有害図書 規制条例 による区分けや規制もあります。 子供向けポルノ追放運動 などの運動により、その規制範囲は徐々に広がりつつあります。

日本国内の主なレイティングを行う倫理規制団体

 日本国内における、主な創作物の倫理規定と、その運用・自主規制団体です。

 大雑把な区分がされていますが、映像などは映画だけでなくビデオや ゲーム などにも含まれますし、ゲームも家庭用のコンシューマーゲーム機用ソフトとパソコン用のゲームソフトでそれぞれ異なる倫理規定と団体が存在するなど、互いに協力したり住み分けたりしつつ、相互が複雑に関係しています。

映像関連 (一般映画、ポルノ映画、アダルトビデオ含む)

略称
 
倫理規程の正式名称、もしくは管理団体
 
映倫」 映画倫理規程、映倫管理委員会 映像倫」 映像倫理協議会 ビデ倫」 日本ビデオ倫理協会 VSIC」 ビジュアルソフト・コンテンツ産業協同組合 メディ倫」「CSA」 コンテンツ・ソフト協同組合 全審」「AJVS」 全日本ビデオ倫理審査会 日倫」「JEJA」 日本倫理審査協会

ゲーム (パソコン)

ソフ倫」 コンピュータソフトウェア倫理機構

ゲーム (家庭用ゲーム機用ゲーム)

CERO」 CERO倫理規定
コンピュータエンターテインメントレーティング機構

放送出版関連

放送コード」 番組編集準則、放送自粛用語 レコ倫」 日本レコード協会、レコード製作基準倫理委員会 出倫協」 出版倫理協議会
 

 なお、これら倫理規定や団体に加盟せず、自主的な倫理規定を設けて自主的に販売しているメーカー (自主流通作品、インディーズなど) もあり、同人 の場合も広義でこの 「インディーズ」 に含まれるといって良いでしょう。

 ただし 同人イベント書店委託 などで 頒布 する場合、イベントの 主催者 の側や書店側が内容を判断し、「頒布禁止処分」「取り扱い拒否」 を行うなどのケースもあります。 通販ネット を利用した電子配信などの場合は、完全な自主流通になります。

この用語をブックマーク

関連する同人用語・オタ用語・ネット用語をチェック

(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年10月11日)
破線
トップページへページの先頭へ

トップ
 旧同人用語メイン
 同人用語辞典 収録語 項目一覧表
 同人おたく年表
 同人関連リンク
 付録・資料
サイトについて
書籍版について
リンク・引用・転載について
閲覧環境
サイトマップ
のんびりやってます
フッター