インタビュー記事などで使われていた (笑) がネットで大増殖
「(笑)」 とは、「笑っている」 という意味の ネットスラング のひとつです。
バリエーションとして 「(爆笑)」 とか 「(微笑)」、「(失笑)」、「(冷笑)」 なんて使い方をしたり、(呪笑) とか (蛇笑)、(暗黒微笑) なんてのもあります。
「(笑)」 と極めて似た使われ方をするものに ワロス、「ワロ」 などもあります。 「笑」 の 誤変換当て字 となる 「藁」 や w ですと 「嘲笑」 や 「冷やかし」 のニュアンスがあるとされますが、後に 「(笑)」 にも嘲笑のニュアンスがつくようになり、意味や使いどころの境界線はあやふやです。 さらに 「笑」 という字を省略した () といった書き方もあります。 前後の文脈で判断する必要があるでしょう。
日常会話で かっこわらい、なんて口にするようになったら終わりです…
「(笑)」 という表現自体は、雑誌や新聞のインタビュー記事や書籍類の会話のシーン、テレビ番組のテロップなどで使われている 「笑い声がしています、笑っています」 という意味の言葉と同じです。 またドリフなどのお笑い番組で、ギャグの時に流れる笑い声を模したような使い方もあり、語源の説が2つあるのではなく、語源そのものが2つある感じの独特の記号です。 それがそのまま 1980年代の パソコン通信 時代の 掲示板 などで書き込みに使われるようになり広まりました。
ただし ネット の世界で使われる以前から、同人 の世界などでも、同人誌 の余ったスペースに入れる 妄想 や フリートーク、その発展形の 対話風フリートーク などでも会話のニュアンス付けに良く使われていました。 文章表現に凝るよりも手軽でずっと簡単ですし。
その後、インターネット の時代となり、意味や使いどころが拡散。 「w」 などの新しい表現が流行る中で、「(爆)」 などと共にパソ通時代からある古めかしい書き方である 「(笑)」 を 「ダサいネット用語を発掘して使う」 ようなニュアンスでことさらに使ったり、とりわけ スイーツ(笑) が大流行した2007年頃からは、嘲笑し冷笑するような ネガティブ なニュアンスで使うケースが増えることに。
顔文字 などと同様、文章に表情をつけるのに便利な言葉ですし、完全に消えてなくなることはないのでしょうが、時代と共に意味などが移り変わる、とても面白い 「言葉」 だと思います。
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