作家さんの人となりが分かる穴埋め企画、フリートーク
「フリートーク」 とは、「同人誌」 などで、どうしてもページが埋まらない時に繰り出す荒技のひとつです。 多くの場合は手書きでギッチリと作者の独り言が書かれていたり、仮想対談 (「妄想」 などとも呼ばれる、自分もしくは作品中キャラの対話形式の独り言) などが書かれていたりします。
内容的には、その同人誌で扱った作品のキャラへの愛を語ったり、前書き・後書きのようなものもありますが、まったく無関係な日常のあれこれを書いている場合もあります。 また後に 「ドリーム小説」 などと呼ばれるような、自分が登場するような短い読み物 (「SS」 など) もあります。
創作系や評論系だけでなく、フリートークメインの同人誌なども
この 「フリートーク」、同人誌のページ構成で失敗して埋まらなかったページを穴埋めする方法としては 「塗り絵」 と並んで多用されますが、思ったほどの時間短縮にはならない上、「マンガよりよっぽど面白い」 などと云われて墓穴を掘る可能性もあったりします。 ただし 「フリートーク」 こそが命…のような、ちょっと変わった作家さんなどもいます。
同人誌とは同好の士と趣味で作った雑誌・本のことですが、小・中学生の頃にマンガ好きな人なら一度はやるような 「クラス内回覧の肉筆ノートマンガ」「肉筆回覧誌」 などでは、欄外にギッチリと文章を書いたりなんてケースもあります。
現在はこういった作者の人となりをうかがい知る雑文の類は、「ホームページ」 (ウェブサイト) や 「ブログ」 などで 「日記」「つぶやき」 としてポピュラーですが、「パソコン通信」 以前にはなかなか発表する場も読める場所もなく (おたく系雑誌の欄外投稿欄なんかは結構活用されてましたが)、「同人誌即売会」 で少々会話を交わす程度でしたので、また便利な時代になったものだと思います。

