同人用語の基礎知識

データ入稿

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1998年頃から急速に普及した入稿方法です

 「データ入稿」 とは、パソコンで作った 原稿 のデータを、データのまま同人誌などの印刷・製本を依頼する 印刷所 納入すること、入稿 することです。 デジタル入稿 とも呼びます。

表紙データや文字データだけでなく、全ての原稿を扱えるように

 当初は印刷所へ 同人誌表紙 のフルカラー印刷用に作成した CG (コンピュータグラフィックス) を納入してお願いしたり、または 「小説本」 の 本文 など文章の 印刷 を依頼する際に (マンガ のネームの場合も)、紙に描いた原稿の代わりにパソコンで作成したテキストデータで直接入稿を行うことを指します。 しかし現在では、原稿用紙やペン、インクなどを使わずに、最初からパソコン上で全てのデータを作って全て入稿する場合も多く、「入稿」 そのものの意味として使われるケースもあります。

 なお初期の 「データ入稿」 では、多くの場合受け渡しに MOディスク を使っていたことから、「MO入稿」 とも呼ばれていました (当時は大容量のメディアで普及しているのは、「MO」 くらいしかありませんでした)。 現在は CD-ROMDVDオンライン入稿 もあるので、入稿媒体を問わない場合は、媒体の名称を接頭せずに単に 「データ入稿」「デジタル入稿」 などとも呼びます。

 ちなみに表紙などのフルカラー印刷時には、一旦必ず CMYKカラー へ変換する必要がある為、「表紙」 などのカラー印刷を依頼する場合には、出来るだけCMYKカラーの状態で入稿するようにしましょう (RGB カラーで着色・入稿を行うと、かなり色味の違った状態で印刷されてしまうようです)。

 また解像度は、通常のフルカラー印刷では 175線で製版・印刷するケースが多いため、その倍数となる 350dpi (原寸)での相性が良いようです (理論値/ 実際は 300dpi 程度でも画質に差はないようです)。

簡単に入稿できちゃうだけに、確認はしつこいほどに

 なお文章データを入稿する際は、必ずフォント指定を行いましょう (もっとも指定がない場合は印刷を行わないトコがほとんどでしょうけど (^-^;)。 いずれにせよ、印刷屋 さん側の指定をキチンと読んで、間違いのないようにしたいものです。

 可能ならば、なるたけプリントアウトしたものを 「見本」 として添付提出するようにすると、こちらのイメージがより伝わって良いでしょうね (必ずしも完璧に反映される訳ではありませんけれど、全然違う…なんて事にはあまりならないようですよ)。

 なお 「MO」を使って入稿する場合は、印刷を頼む原稿用のデータ以外は混乱を避けるために一切入れず (細かい指示・指定がある場合は、別紙にして添付するのが良いでしょう)、また様々なサイズがある 「MO」 ですが、一般的には 128MB 、もしくは 230MB を使うのが無難とされています (640MB の物等は、Macintosh では開けない事がありますので…)。

 また 「オンライン入稿」 する場合は、データの圧縮が不可欠です。 印刷屋さんによって対応している圧縮方法や圧縮単位 (1ページごとなのか、ある程度まとめてなのか) は異なりますので、事前によく確認してから送信、アップロードするようにしましょう。 ページ数にもよりますが、一般的に同人誌1冊のデータ量は膨大です。 いくら高速回線があるとは云え数時間単位のアップロードになりますので、何度も手間をかけないように注意しましょう。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年2月7日)
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