同人用語の基礎知識

オフセット印刷

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オフセット印刷は、現在主流の印刷方法です

 「同人誌」 印刷の主流として、現在最も人気のあるのが、「オフセット印刷」 です。 同人誌の印刷や作成方法には色々ありますが、現時点ではコピー機を使った自作の 「コピー誌」 と、このオフセット印刷方法を使い印刷所に頼む 「オフセット本」 の2つが主流で、「オフセット」、「オフセット本」、「オフセ本」 などと云えば、もっぱら印刷所で作られた同人誌を差す場合が多いようです。

およそ100年前に発明されたオフセット方式印刷

 ところで印刷方法としてのオフセットですが、アメリカのアイラ・ワシントン・ルーベルが 1904年に発明・特許取得した印刷方法で、それまでの石版印刷方法 (リトグラフ) などに比べ、各段に高品質な印刷が行えるのが特徴です。 具体的な印刷方法ですが、オフ (転写) と云う名称が付いているように、いったん刷版から表面が柔らかいゴムでできた 「ブランケット胴」 に文字や画像を転写し、印刷する方式となっています。

 「刷版」は、水と油が混ざり合わない特性を使ってインキ面と余白面を分けています (平板印刷方式)。 最初に水ローラー間を通し、空白部分に水や水性溶剤を染み込ませインキを弾くようにして、次にインキローラーに接触、オフセット前の印刷インキ面を作り上げます。

 オフセット印刷に使われる印刷機には、給紙方式の違いから大雑把に分けて 「枚葉機」 と 「輪転機」 があります。 枚葉給紙式のオフセット印刷機は一枚の大きな用紙を使い、輪転機は巨大なロールペーパーを利用します。 新聞などの印刷には輪転機が使われますが、誌面の刷られたロールペーパーが延々と流れて行く様は、「大ニュース」 が起こった時のイメージ映像に頻繁に使われるのでお馴染みです。

 版型や発行部数によっては、「輪転機」 を使った印刷がされる場合もあります。 大部数が前提ですが、1冊あたりの印刷コストをかなり安く抑えることができます。

オフセット印刷の他にもいろいろな印刷方法があります

 ちなみに業務用の主な印刷方法には、この他に 「凸版印刷 (活版・ゴム版)」 や 「グラビア印刷」 があります。 「グラビア印刷」 は 「凹版印刷」 の一種で、スクリーン処理される為に更に高品位で美しい印刷が行えます。 ただし手間やコストが掛かるため、同人の世界ではほとんど使われていませんね。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年6月20日)
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