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補足/ 児童ポルノサイト、
日本はワースト8位

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いったい日本は、世界に顔向けできない 「児童ポルノ大国」 なんだろうか

MONITORING OF PEDOPHILIA ONLINE ANNUAL REPORT 2003
MONITORING OF PEDOPHILIA
ONLINE ANNUAL REPORT 2003

 2004年1月19日付けの毎日インタラクティブに掲載された記事、「増加する児童ポルノサイト、日本はワースト8位」 が微妙に話題になっています。

 児童ポルノ法 推進派の文章などには、「児童が性的被害にあう場面が ネット や書店の マンガ で簡単に見れるような国は日本だけ」、「コンビニに 児童ポルノ が並んでいる」 ってな物言いでやたら叩かれることの多い我が国ですが、では世界の中ではどのくらいの 「酷さ」 なのか、それなりに客観的なデータが出るのは珍しいですね。

 調査自体はイタリアの児童人権保護団体、「テレフォノ・アルバコーレ」 がまとめたもので、ウェブ上に記事の元となった英語による報告書 「MONITORING OF PEDOPHILIA ONLINE ANNUAL REPORT 2003」 も PDF ファイルで上がっていたので (→ こちら)、ちょっと覗いてみました。

 興味深いので、上位20ヶ国、すなわちワースト20を引用してみます。

児童ポルノ大国 ワースト 20

1位 アメリカ (10,503件/ 61.72%)11位 オーストラリア (88件)
2位 韓国 (1,353件/ 7.95%)12位 ドイツ (71件)
3位 ロシア (1,232件/ 7.24%)13位 スロバキア (56件)
4位 ブラジル (1,210件/ 7.11%)14位 ポルトガル (51件)
5位 イタリア (423件/ 2.49%)15位 イングランド (45件)
6位 スペイン (288件/ 1.69%)16位 フランス (43件)
7位 チェコ (285件/ 1.67%)17位 オーストリア (41件)
8位 日本 (165件/ 0.97%)18位 ベルギー (33件)
9位 スウェーデン (123件/ 0.72%)19位 タイ (30件)
10位 カナダ (116件/ 0.68%)20位 ポーランド (27件)

 アホくさ。 日本なんて、世界全体の1%にも満たないではないですか。 日本の人口、ネット普及率、ウェブサイト数を考えれば、むしろ不健全なくらい少ないとすらいえる (^-^;)。 日本の女性は欧米人のそれと比べると 「童顔」 で、しかも 「設定としての児童 (未成年)」 も多いので (18歳以上の女性が セーラー服 を着てビデオに出るなど)、児童人権団体のバッシングは勘違いも相当数含まれているってずっと思っていましたが、そもそもそれらを含んでも、たったこれだけの 「酷さ」 でしかなかったのね。

 もちろんゼロではないのだからそう大口を叩けるもんでもないけれど、例えばアメリカなどでは毎年数千人の規模で児童の行方不明が起きているというし (日本じゃ1〜2人行方不明になっただけで連日大騒ぎですよ)、質量ともに、「日本人のモラルだけがなってない」 なんていわれる筋合いは全くないのは分かりました。

 まぁ欧米では 16歳 17歳を児童に含める考え方は少数派だし、タイがランクインしているところから、そもそもその国のポルノサイト数=その国のポルノサイト運営者 ではないのは明白なんですけどね (タイはネット関連の法整備がまだ手薄で、外国人向けに違法コンテンツを扱う非合法のサーバが多数稼動してます)。

児童の人権のために何が本当に必要なのか、規制派は真面目に考えるべきです

 それにしても海外の児童人権団体って、明確に 「児童の人権のために」 活動しているっぽいのが、日本のエセ人権団体とは違って分かりやすいですね。 まぁそれだけ被害が深刻になっているってことなんでしょうけど、マンガや アニメ の架空の少女の人権に金切り声を挙げているどこかの国とはえらい違いです。 児童ポルノ法 も相変わらず改正に向けて 「 はどうなるのか」、「単純所持 はどうなるのか」 ってな攻防を続けていますが、もう一度原点に帰って当たり前のことを再確認して欲しいですね。 いったい何を守るべきなのかってことを。

 筆者を含め児ポ法に対して否定的な意見をいってる人は多いけれど、強硬な反対派の人でも児童との性行為、なかんずく幼女などへの性的虐待を肯定しているような人間はただの一人もいませんよ。 せいぜい、16歳で結婚できるのに 18歳までが児童だとする児ポ法との法としての整合性はどうなの?、とか、18歳未満を買春すると買った側のみが罰せられ、18歳以上を買春すると売った側のみが罰せられるのは変じゃないか?、とか、18歳の女性が出演したセーラー服の実写アダルトビデオはOKで、34歳の男性が描いて 28歳の女性が声を当てた学園もののアダルトアニメがNGっておかしくないですか?、とか、ごく当たり前のことをいっているだけ。

 これらの素朴な疑問には全く答えず、外国人の勘違いを外圧に利用して 「日本は児童ポルノ野放しの俗悪国家」 などと嘘八百を並びたて、世界にも類がない 「架空の キャラ の人権」 を守るようなバカな法律を成立させないで欲しいですね。

 アニメの ファンおたくロリコン と呼ばれる人を叩くときに、やれ妄想の世界に入り浸っているなんて云いますが、アニメキャラの人権を守ろうなんて、いったい架空と現実の区別がついてないのはどちらなのか問い詰めたい気分です。

 「青少年の定義」 や 「青少年健全育成条例」、「有害図書」 などについては、この同人用語の基礎知識ページに関連資料や詳細があります。 下記のリンクよりお読み下さい。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2004年3月12日/ 初出/ 2004年1月19日/ 日記 で公開したものの再掲です)
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