同人用語の基礎知識

萌え属性

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自分でも気がつかなかった萌え属性に気がついた時の戸惑いと喜び

 「萌え属性」 とは、「萌え」 を感じるパーツや断片、いわゆる 「萌え要素」 に反応する 「属性」 のことです。 例えば代表的な萌え属性 「ツンデレ」 が好きな人は、「ツンデレ属性がある」 なんて表現します。 ただし要素と属性、あるいは 「萌えポイント」 などを、ほぼ同じような意味で使う場合もあります。 「ストライクゾーンど真ん中」「急所」 なんて呼ぶ場合もあります。

属性値は、ある意味自分のパラメータ解析

 「萌え要素」 は、美少女ゲームなどに登場するキャラの分かりやすい分類、類型化として誕生しました。 こうした分類による整理は、ゲームに限らずアニメやマンガなどでも昔から普通に見られる一般的な分析方法ですが、ゲームの場合は 「攻略」 の必要があり、その 「攻略法」 をネットなどで情報交換する中で、未プレイ者に分かりやすくキャラの特徴を伝えるために積極的な類型化が有志によって行われるようになりました。

 また、例えば 「ツンデレ属性」 がある人なら、ツンデレキャラや、ツンデレ要素を持つキャラがでるゲームを買えば楽しめるはずです。 キャラの類型化、「要素」 の摘出は、好みではないゲームを手にして無駄なお金や時間を費やすリスクを回避する、うまい方法でもあります。

 膨大な数が発売され、1つ1つは決して安くはない美少女ゲームですから、自分の 「属性」 をしっかり把握し、無駄のない作品の購入やプレイをしたいという需要は、「攻略本」 などでキャラやストーリー、ゲームシステムやフラグ構成をある程度事前に入手するケースの多い、ゲームならではの生活の知恵と云えるかもしれません。

新しい 「萌え属性」 の開発

 その一方で、いくら好きとはいえ、いつもいつも同じ属性のものばかりでは、飽きるのも人間のサガ。 時には自分にはない属性だと思っていた要素の意外な魅力を発見し、新しい属性に目覚めるケースもあります。

 むしろ自分の初期設定 (生まれつき) の属性がそのまま続くケースは少なく、たいていはメインとなる不動の属性は持ちながらも、それに関連した、あるいは無関係の意外な属性をいくつか乗り換えながら、自分の流行 (その後マイブームって言葉も生まれましたが) に沿ってアニメやマンガ、ゲームを踏破して行くものです。

 昨今は、要素の組み合わせを重視した、ある意味マーケティング商品のようなゲームが多くなり、そつなくまとまってはいるものの、荒削りな魅力に溢れたゲームが少なくなっているとの指摘もあります。 うまく自分のパラメータを上書きしながら、新しい発見に心をときめかせ、心の底から楽しめるゲーム、好きになれるキャラにめぐり合えると幸せになれるかも知れません。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2002年12月26日)
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